こんにちは、わたしが使用しているWindows 7 搭載VAIOに入っているOfficeは2010だったりするタカタカです。現行の販売モデルに搭載されているのはほぼOffice2019になっておりますが、旧モデルの特価品だとOffice2016モデルが残ってたりします。
旧バージョンであるOffice2016からの変更点、そしてOffice365soloとの違いをチェックして行きたいと思います。
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Microsoft Office 2019 とは
「買い切り型」のパッケージで永続使用可能なOfficeの最新版がOffice 2019です。その前は2016、その前は2013、その前は2010と3年おきにアップデートされているのがわかります。
現在海外での主流とソフトウェアのトレンドとしては、サブスクリプション形式のライセンスがメインでOfficeもOffice 365 soloと言うのがあり、Microsoft的にはこちらをメインにしたいのですが、日本がパソコンバンドルでOfficeのベタ付け商法で成功してウハウハしてしまったので、なかなかそこかな抜け出せずに、先日発売されたSurface Goも日本だけOffice搭載となっております。
Office 365と「買い切り型」のOfficeとの違いは以前、記事にしておりますので宜しければご一読頂ければと思います。
Office 2019 と 2016との違い
Office 2016販売後にOffice 365でアップデートされた内容や追加された機能がまとめて入ったのがOffice2019となります。
基本的に、365 solo ユーザーは最新版が使用できるので、パッケージ版を購入する必要はありません。
ちなみに、2017年の一時期のパソコンにプリインストールされているOffice PremiumはOffice365同様に最新版が適用されるので、今回のOffice2019の機能はすでに実装されているので、そんな機能とっくに使ってるよって事になります。
追加された内容は以下になります。
Windows 10のみサポート
なんと、旧OSは切り捨てております。たまに、Windows8ユーザーなのに間違ってOffice2019を購入してしまい、Windows10のパソコンに買い替えを余儀なくされる人がいるので注意しましょう。
旧OSで新機能を使いたい場合はOffice365 soloを使用しなければならない事になります。まぁ、Windows 7は2020年でサポート切れますし、Windows 8は非常に使いにくいので早期にWindow10に移行してもらう為にはしかたなしなんですかね。
Word 2019
テーマは「作業をより簡単に行う」
黒のテーマ
某iOSのダークモードみたいなものですかね。
Office サウンド
操作の結果を音声で知らせてくれます。お仕事はホウ・レン・ソウが大切です。Officeも結果を音声で報告してくれるようになりました。
学習ツールのキャプションとオーディオの説明
読字が難しい人向けに音声で解説してくれたり調整してくれる機能のようです。
読み上げ
音声で読んでくれるのでしょうか?情報が少ないので詳細は不明です。
インク機能の強化
Surface ProやGoユーザーに恩恵が得られる部分ですね、筆圧設定や傾き感知が対応したようです。
アクセシビリティの向上
使いやすくなったんですかね?
EXCEL 2019
テーマは「より優れたデータ解析を実行する」です。
じょうごグラフと2Dマップ
じょうごの形をしたグラフが使用可能となります。ピラミッドの逆さまな感じのグラフですね。
新しいEXCEL関数とコネクタ
詳細の記載が無いのですが、Office365で追加された関数がそのまま追加されるかたちになるかと思います。
IFS・SWITCH・TEXTJOIN・CONCAT等が該当するかと思われます。Officeマスターな方には良いのでしょうか?関数を全く使いこなせないわたしには過ぎた代物です。
EXCELをPowerBIに発行する
PowerBI?なんじゃそりゃって感じですが、ビジネス・インテリジェンスとの事です。組織全体に洞察を届けるビジネス分析ツールのスィートとの事です。
PowerBIについてはこちらを参照ください
PowerPivotの強化
PowerPivotについてはこちら
PowerQuery
PowerQueryについてはこちら
PowerPoint 2019
テーマは「よりきめ細やかなコンテンツの作成」
プレゼンテーション内のスライドの順序の機能拡大
ズーム機能でダイナミックな演出が簡単にできるようになるようです。
Morph 遷移機能
PowerPointの遷移アニメーションに新機能が追加との事です。スライドの切替機能「変形」のアニメーションにモーフィグ機能が付いてよりダイナミックな効果を得られるようになるようです。
アイコン SVG および3Dモデルの挿入と管理
スライドに3Dモデルを入れる事ができるようになった。商品をプレゼンするなら3Dコンテンツを導入する方がインパクトは大きくなるのは確かですね。
鉛筆ケース移動の改善
改善は大事です。
Officeのヘビーユーザーではないわたしとしてはちょっと便利になるんだねってくらいの機能アップですが、日々Officeを使って作業しているビジネスユーザーの方には刺さる機能アップもあるかと思います。
Office 365 Solo のライセンス内容の変更
2018年10月2日から変更されます。ちょうそMicrosoftが新Surfaceの発表を行う日ですね。
そして、サブスクリプションタイプのOffice 365のライセンス内容の変更が先日発表されております。個人的にはこちらの方が気になるところです。
大きな変更点は2点
①インストール台数が無制限に変更
今までは、2台のパソコンと2台のタブレット、2台のスマートフォンにインストール可能でしたが、10月2日からはインストール台数は無制限になります。
②同時に使用できるのは5台まで
インストールは無制限ですが、同時に使用できるのは5台までとなるようです。
10月1日以前に購入したOffice 365 soloユーザーにも適用されるとの事です。
パッケージデザインが変更され、「1ユーザー」のみの記載になり、インストールは無制限なのですが、同時使用台数の明記は無いので詳細が分かり次第追記致します。
気になる点
ライセンス内容が変更になった場合の気になる点をチェックします。
オフラインでの利用はどの程度可能なのか?
同時使用の台数に5台の制限が入るの為、オンラインでの使用に限定されてしまうのかが気になるところです。オフラインで利用できる方法やオフラインで使用する際の制限などがあるのか気になります。
ちなみに、今までのOffice 365 Soloでは30日間に1度の認証と24時間体制の認証チェックが走っているとの事です。恐らく同じになるかと思いますが、どうなんでしょうか?
複数アカウント利用が可能か?
使用できる台数が一気に増えましたが、複数のアカウントで利用可能なのかが不明です。家族で使用する場合はお父さんの1つのアカウントで家族分使用するとプライバシーや企業の情報漏洩問題にも響きますので、海外のOffice 365 homeのように複数のアカウントで利用できると家族ではOffice365の利用がオススメになると思います。
⇒名称は「solo」のままで1ユーザーのみ使用可能との事です。アメリカの365homeみたいに複数アカウント使用はできないようです。何故に日本のOfficeの待遇は悪いのでしょうか?バンドル商法の弊害だと思いますが、同じサービスの供給をお願いしたいですね。
価格設定は変更あるのか?
こちらも10月2日に詳細が発表されるかと思いますが、現在の価格設定だとアメリカのOffice 365 Personalと同じ内容で価格が年額¥5,000 程も高くなってしまうので価格設定の見直しかアメリカのOffice 365 homeのように複数アカウントでの利用が可能になる可能性が高いか思います。
ここらが変更されないとなると日本MicrosoftのOffice戦略に疑問がでます。Surface GoのOfficeバンドルのみの展開がありましたので、価格もアカウント数の変更無しで来る可能性もあるのが怖いです。
是非とも、Microsoftには価格の見直しか複数ライセンスの登録をよろしくお願いしたいです。
⇒期待虚しく、価格はそのまま、複数ライセンスは無しのようです。残念。
まとめ
Office 2019は、Office2016 premiumやOffice 365ユーザーには不要です。Office 2016ユーザーは追加された機能が業務に有効であれば購入検討すべきかと思いますが、多くのユーザーはその必要性は少ないと思います。
恐らく新Surfaceに搭載されるでしょう。そして今年の冬モデルからOffice2019が搭載されるかと思いますが、それが最新冬モデルを購入する理由になるかは微妙な内容かと思います。
Office 365 soloの内容によっては、次のパソコン買い替え時はOffice無しモデルを選んでOffice 365 soloを家族で使うと言う選択もでてくると思います。
パソコンでOffice無しモデルにするとおおよそ ¥20,000 の価格差になるかと思います。Office 365 Soloが年間 ¥12,000 と考えると、約2年分ですが、家族3人がパソコンを購入するとなると5年分になるので。今のパソコン買い替えサイクルぐらいになります。
- 最新Officeが使える。
- Word・EXCEL・PowerPointに加え Access、Publisherも利用可能
- クラウドサービズ OneDriveが1TB使える
等のメリットを考えると、ファミリーで使用する場合はOffice 365 Soloの方が総合的に良い人が多くなるかと思います。
後は、価格と複数アカウント採用になるかです。10月2日に期待して待ちたいと思います。
⇒パッケージがしれっと変更されておりました。「1ユーザー」の記載のみになり、インストールの制限は無くなってますが、同時利用の台数の明記は無し、複数アカウントはNGの残念使用にまとまっております。
追記:2019年12月5日から今年もOffice 365 solo キャッシュバックキャンペーンが開始されてます。
ここ数年12月にやってますので、Office 365買うならこの時期に購入が一番オトクですよ!
¥3,000キャッシュバックはでかいです。
- 購入期間:2019年12月5日〜12月25日
- 申し込み期限:2020年1月31日当日消印有効
- キャッシュバック金額:¥3,000
- 申込方法は下を御覧ください。
昨年のキャッシュバックはわたしも購入してますので記事を御覧ください。
追記:2019年8月1日〜10月31日 Office365とOffice搭載パソコン同時購入で¥6,000引きになるキャンペーンが開催してます。買うなら今がチャンスです。