こんにちは、スマホの液晶は俺が守る派のタカタカです。
みなさんはスマホの液晶保護フィルム、ガラスフィルム貼ってますか?
わたしは貼ってますってか、以前は仕事で毎日数十枚貼ってました。
そんなわたしが、液晶保護フィルムに付いて語りたいので聞いて下さい。お願いします。
Contents
液晶保護フィルムを貼るメリット
キズから守る
これが1番多いかと思います。保護フィルムなんて貼ってないけどキズなんてつかないよって方もたまにいらっしゃいますが、最近の液晶はキズ付きにくいだけでキズは付きます。液晶が点いてるとあまり気になりませんが、画面を消すとまぁキズは気になります、1回気になると眼について哀しい気持ちになりますよね。
買取に出すとき高く売れる
2年毎に買い替えるサイクルだと、旧機種は買取に出す方も多いと思います。その時に液晶に傷有りですと10〜30%程度の減額になります。
iPhoneなどの高額モデルは非常に痛い減額になるので、液晶保護フィルムを貼った方が良い結果になると思います。
スマホをコレクションしてない限りは、旧機種を売って新機種を購入するのが良いですよ!
液晶保護フィルムを貼るデメリット
コストがかかる
当然フィルム代がかかりますがいずれ買取に出すのなら傷が付いた場合の減額を考えると、液晶保護フィルム代の方が安い場合が多いので良く検討下さい。
見た目など変わるのがいや 素敵なスマホのデザインをそのままにしたい気持ちはわかります。フィルムによっては貼ってあるのか良く見ないとわからない高性能なタイプもありますので、素敵なフィルムを検討されると良いと思います。
フィルムは貼って貰うか自分で貼る?どちらが良い?
個人的にはスマホのフィルムを貼り慣れてる方ってなかなかいないと思いますので、¥500程度のコストで奇麗に貼ってくれるなら貼り付けサービスの利用が良いと思います。
何故、貼り付けサービスを利用するのがよいのか?
それは奇麗に貼るには「知識」と「道具」と「コツ(経験)」が必要となるからです。これらを揃えるなら¥500のコストは安いと思います。 では、詳しく語ってゆきたいと思います。
液晶保護フィルムを奇麗に貼るには
貼りやすいフィルム貼りにくいフィルムを知る「知識」
世の中販売されているフィルムは貼りやすさが全く違います。中には初見殺しな恐ろしいフィルムも存在します。これを知らないと貼るのが難しいフィルムを買ってしまい、奇麗に貼れなくて、後日フィルムを買い直してお店に貼ってもらいにいくはめになります。
「自分で貼ったけど上手くできなかった」とお持ちいただく事はままあります。けっこう「うわぁ」って状態が多いのがこのタイプのフィルムです。
ポリウレタン素材は難しい
自分で貼る方は、ポリウレタン素材(昔は衝撃吸収タイプはポリウレタンでしたが、現在はPET素材でも衝撃収集タイプも多いです。)は止めた方が良いです。フィルム貼り付けコーナーのスタッフでも経験を積まないと貼らせられない代物です。店舗によっては高額な価格設定になってたり、貼付けNGに指定されてたりします。
まぁ、フィルム自体は非常に薄くて柔らかい為、最近流行の曲面モデルにもピッタリとフィットするので上手く貼れると素敵なのですが、奇麗に貼るのは非常に難しいです。
貼り直しがなかなか効かないので埃が入るのはあきらめないといけない場合が多いです。貼り方もヘラを使ったやり方なので、貼り方のマニュアルをちゃんと読まないで貼るとまず失敗します。
わたしが液晶保護フィルム貼りをやるようになって、このタイプのフィルムを作ったメーカーを本当に恨みましたし売場から全部撤去してくれと叫びそうになりながら貼ってた記憶があります。それくらい当時はやばかったです。
最近の衝撃吸収タイプは多少貼りやすくなってますが、普通のフィルムと比べると明らかにランク高いので自分で貼るにはおすすめしないです。
フィルムタイプを選ぶ際は、必ず裏面の素材を確認しましょう、PET素材は普通のプラスチック素材なのでOKです。ポリウレタンや付属品でヘラが付いているタイプはオススメしないです。
チェックポイントは「付属品」に「ヘラ」等入っている場合は覚悟が必要です。衝撃吸収の名前だと普通のフィルムの場合もあるので「付属品」のチェックがおすすめです。
3D 曲面タイプも難しい
後は、曲面に対応したフィルムも位置合わせ間違うと浮くのでおすすめしないです。全面を覆いたいならガラスフィルムにしましょう。高いですが貼りやすいです。
ガラスフィルムは全般的に貼りやすいです。欠点は後で後述しますが、埃が入ったときに1回全部剥がして埃を取る必要があり、全部剥がすとまた埃が入るリスクが生じるので、これを数度繰り返すパターンに陥ります。 ガラスフィルムで曲面を覆うタイプのなかにガラス自体は接着せずに外側の枠のみ接着するタイプがあります。貼りやすさで言うと貼りやすいのですが、中に埃が入ると何故か取りずらく外枠しか接着為ないので何かの拍子に枠に引っかかるとペロッと取れてしまいますので注意が必要です。
液晶面が吸着しないタイプは簡単だけど取れやすい
一部のガラスフィルムには枠の部分にしか吸着素材が無く、液晶面は張り付かないタイプもあります。気泡を抜い対する必要もないので貼り付けは非常に簡単です。位置合わせさえできれば枠の部分をつけるだけで完了です。張りやすいのがメリットですがデメリットは吸着面積が枠のみと狭いので剥がれやすいというのが挙げられます。ケースやなにかに引っかかってパカっと剥がれてしまいやすいのが弱点です。
綺麗にフィルムを貼るために必要なアイテム「道具」
- クリーニングクロス
液晶保護フィルムにも添付されてたりしますが一枚だと足りない場合が多いです。 - エアブロー
スマホに降りた埃をふきとばすのに使います。後述するシリコンローラーがあればブローは周りの埃を移動させるので不要になります。 - 液晶クリーナー(ウェットタイプ)
新品のスマホでも最初に貼られたフィルム剥がしたら汚れてたりもしますので必須です。 - シリコンローラー(あったらすごいですが)
液晶保護フィルム貼り用アイテムのリーサル・ウェポンなシリコンローラー、スマホに付いた埃を吸着し、帯電防止なのでスマホに埃の吸着を妨げる働きもします。お店のフィルム貼りコーナーには恐らく常備されてるかと思います。ただ、これを買うならフィルム貼りサービスを利用した方が遥かに安いです。 - セロハンテープ
普通のセロハンテープです。貼ったフィルムを剥がす、張り付いた埃を取る、フィルム貼る際にフィルムの両側に着けて位置合わせに使う等、マルチに使えます。
フィルムを綺麗に貼るにはこれらのアイテムがあると便利です。最低でもセロハンテープとクリーニングクロスと液晶クリーナーは必須です。これらをお持ちでないなら、フィルム貼りサービスを利用しましょう。これらのアイテム買うよりだいたい安いです。
液晶保護フィルムを綺麗にはる「コツ」
よくお風呂場で貼ると良いとありますが、変な体制で明るさの足りないお風呂場で貼るよりはリビング等の明るい場所で姿勢良く貼れる場所の方が綺麗に貼れます。どこのフィルムサービスも埃ばりばりの店内で行ってます。埃など入ったらリカバー(後で取る)すれば良いのです。(ポリウレタン素材を除く)
- 明るい場所で行う
埃や汚れをちゃんと見えるようにする為、明るい場所が望ましいです。 - 姿勢を正して行う
真っ直ぐ貼る為に姿勢は正しましょう、姿勢が悪いと位置がずれやすくなります。 - 埃はスピードが勝負
のんびりしてるとどんどん埃が降りてきます。位置関係を決めたらすぱっと貼るのが大事です。 - 気泡は気にしない
今のフィルムは気泡は簡単に抜けるものが多いです。クリーニングクロスで押し出せば簡単です。(ポリウレタン素材や一部ガラスフィルムを除く)
液晶保護フィルム貼付けの流れ
電源を入れて液晶を表示させてノッチと下部の額縁で位置合わせが可能になります。そのさい全面白っぽい壁紙だとより合わせやすいのですが、その為に壁紙替えるのも面倒ですので、オススメな方法は画面ロックを外さずに、緊急コールの画面にすると基本白い画面になる為、オススメです。ロック画面からツータッチで変更可能になるので埃の落下を防ぎます。
何にしてもここはスピード重視です。
最初のポイントは④の位置を合わせて一気に貼るところです。スマホサイズならフロントカメラと両サイドがだいたい合えば下までなんとかずれずに行けますし、多少ずれても許容範囲で済む事が多いです。タブレットタイプですと上合わせだと下がずれる可能性が高いので、サイド合わせがオススメです。
その際は②の位置合わせの段階でサイドの隙間を確認する事が必要になります。
⑤の埃を取る場合、ガラスフィルムは一部だけ剥がせない(曲がらない為)ので一旦全部剥がす事が多いです。そして吸着面を下にしたまま下側からセロテープでチョンチョンして埃を取りつつ、スマホの埃を飛ばして素早く貼ります。
ここでシリコンローラーがあるとスムーズにできるのでオススメなのですが、普通の人はお持ちでないと思いますのでブロアーで飛ばすしか無いです。そしてもたもたしてると次の埃が容赦なく降りてくるので素早く行う事が大事です。
と言う感じに行うと綺麗に液晶保護フィルム・ガラスフィルムを貼ることができると思いますが、実際に業務を行った者が思うに、お金払って貼ってもらったほうが良いかと思います。
みなさん、毎日フィルムを貼り続けているプロです。そんなプロでも困難なフィルムの存在があり、フィルムの初期不良もままあります、わかりやすい物でないと自分の失敗で駄目なのかフィルム自体が駄目なのかわからないと思います。
フィルムなら数百円ですが、ガラスフィルムは数千円もします。失敗するリスクを考えても。頼んでしまうのが良いかと思います。
ちなみに、各量販店のフィルム貼りサービスの価格は大体以下のようになってます。
- スマホ ¥500(税抜)
- タブレット ¥1,500(税抜)
- PC ¥3,000(税抜)
大きさでお値段が変わります、何故かヤマダ電機は種類によって価格が変わります。そして、どこの店も自分の店で購入したフィルムじゃないと貼付けは行いません。何故ならば失敗する可能性がある為、交換商品を用意できないフィルムは貼れないからです。しょうが無いですよね。
おすすめなフィルム
わたしが貼った中で品物も良くて貼りやすいオススメタイプを紹介します。
Phone11/11Pro用ですがシリーズで出てますので対応機種のタイプをお探し下さい。
モデルが変わるとサイズ感もかわるので注意が必要です。わたしはiPhone6S時代はラスタバナナのフィルムでしたが、iPhone 11(XR) はELECOMがオススメです。
基本のフィルムタイプ
液晶のみ覆うタイプ
どこでも売ってる定番タイプで価格も安く普通に貼りやすいです。このフィルムなら15分でOKですって言えちゃいます。とりあえず液晶を守りたいので貼っとくで選ぶ人も多いです。今回のELECOMは貼りやすくサイズ感も大きめなのでオススメです。
全面覆うタイプ
全面タイプですがXSやXRはそこまでラウンドしてないのでそこまで難しく無いです。このフィルムは厚手なので貼りやすいです。
残念ならがiPhone11用はこのシリーズは無くなってしまったようです。ただ、サイズはiPhone11=XR、iPhone11Pro=XSなので旧モデルもまだあるので、こちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ガラスタイプ
液晶のみ覆うタイプ
ケースと干渉しないのでケースと併用するなら液晶のみ覆うタイプがオススメです。
全面覆うタイプ
薄型で貼りやすくオススメです。全面覆いますがよほどハードなケースじゃなければ干渉しない事が多いです。
iPad等タブレット用は3分割タイプがおすすめ
iPad用ならば3分割されているフィルムが貼りやすくておすすめです。一枚ペロッと貼るタイプだとペロペロになるので位置を決めようとしてもどこかしらが液晶に接触してしまってうまく出来ないのです。3分割タイプなら真ん中に少しだけ剥がれる部分で位置取りを決めてから左右を剥がして貼り付けできるのですこぶる楽です。自分で貼るなら3分割です。
ガラスコーティング
ガラスコーティングはケースとの干渉がまったく無いので、ケースをメインにガラス保護を考えるなら非常におすすめです。
ガラスコーティングに関しては記事にしておりますので、よろしければご一読くださいませ。
まとめ
基本量販店で販売されてるタイプを貼っておりましたので、エレコムやラスタバナナになってしまいます。ただ、はずれも無いかと思います。まとめまとめ待ち時間が1時間以上とかでなければお店で貼ってもらったほうがトータル的にオススメです。自分で貼る場合は「ポリウレタン素材」「付属品にヘラが付いてる」「フィルムの裏表に保護シートが貼られている」タイプは難しいタイプなので貼付けビギナーは避けた方が良いかと思います。長々と書いてしまいましたが、フィルム貼付け検討の際に参考になればと思います。
フィルムタイプはiPhone6,7の時代はラスタバナナが良かったのですが、iPhone X/XS/XRだとELECOMがおすすめです、サイズが大きいのでフィルムがカバーしない部分が少ないです。ラスタバナナはちょっとサイズが小さいかと思います。
フィルムで3Dの曲面タイプは貼るの難しいですし、剥がれやすいので全面守るならガラスがオススメです。フィルムはケースやバンパーと併用するのが良いと思います。