こんにちは、WWDC2019で発表された中で1番響いたのは、iPadOSの発表でした。
頭のなかでは渡邊圭介(ウォズ)のナレーションで
「祝え! 全Appleの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者。その名もiPadOS。またAppleの力を継承した瞬間である!」の祝辞が流れてきました。息子くんがウォズ好きなんですよね。
そんなわけで昨年、iPad AirとSmart Keyboardを導入して、ほぼ自宅ではiPad Airのみで運用できたいたわたしとしては、更に素敵な事になりそうなこの新OSに期待をせずにはいられないです。
実際に、iPadOSとiOS13でiPad はどう変化するのか?何ができるようになるのか?そしてどんな人に更におすすめに変化するのか?じっくりと見て行きたいと思います。
Contents
iPadOS で出来る事
個人的におすすめな順に見て行きます。
①Safariでデスクトップ版のwebサイトが表示できるようになった。
全ブロガーが泣いた!かもしれないのがこの機能です。iOSのSafariは通常のサイトの表示は特に問題は無いのですが、はてなブログのブログ作成画面やWordPress等、webでのコンテンツ作成の際に画面や挙動がおかしい事が多々ありました。
それが、Macと同様の表示が可能になるという事は、Macと同じweb作業環境が手に入るという事になる事になります。
こうなると、web制作においては画面サイズくらいががMacとiPadの違いになってしまうかもしれません。
ちなみに、iOS版のSafariにデスクトップ版を表示するという機能はあるのですが、一部のサイトのみが対応になるようで、コンテンツ系の場合は変化しないので非常に残念な仕様になってます。これがMacと同様に表示されるようになるなら本当に素晴らしいです。
こんな感じで現在もあるにはありますが、はてなブログ等ではiOS版と変化無いです。
更に、ダウンロードマネージャーとキーボードショートカットが追加されます。
他にもタブのセット保存が可能になるのです。Macでは非常に多用していた機能なのでこれは嬉しいです。
こんな感じに、日々使用するサイトをコンパクトに固定できるので非常に便利なんですよね。
フォントサイズの調整、サイト別の調整、スプリットビューでもツールバーをフル表示、写真アップロード時のオプションも可能になるようです。
web環境は非常にMacライクに進化するようです。
②USBメモリやSDカードに対応
外部ストレージに対応! この部分もMacと言うかパソコンに近ずいた感じです。まぁファイラーが搭載された時点でそのうち対応するかと思ってましたが、やっと対応にります。
特にビジネスでiPadを利用している人には非常におすすめになります。出先でファイルの出し入れが可能になるんですからね。
クラウドサービスやメールでの添付等ありますが、現場でそのままファイルのやりとりを行えるようになるのは便利ですよね。
もちろん、デジカメ等の画像ファイルの取込みもできるので、ブロガーも大歓喜です。
こうなるとよりUSB−Cの使い勝手があがります、わたしみたいなiPad Air使いは、Lightning−USBアダプタが必要になるかと思うので、今から吟味しておきましょう。
③マウスやタッチパッドも使用可能?
開発者環境ではマウスやトラックパッドも動作したとの報告があがっております。こうなると操作感覚もMacと同様の環境が整う可能性がでてきました。
是非ともAppleからはトラックパッド機能を搭載したSmart Keyboardを発売して欲しいです。絶対に購入しますよ。
④ファイルアプリのカラムビュー表示
ファイルアプリがMacのように階層表示が可能となりよりファイルの管理がやり易くなります。こうなるとiPadを母艦としてiPhoneの管理等もできてしまうんじゃないかと思える次第です。 Lightning-Lightningケーブルとかあるのかしら?
⑤テキスト編集がより便利に
テキスト編集時に画面をタップしてそのままスワイプするだけでテキスト範囲選択が可能
3回、4回タップすると自動で段落毎に範囲選択する機能が選択可能
住所、電話番号、メールアドレス等をダブルタップするとそれぞれを認識してテキスト選択が可能
と、テキスト編集時にタッチ操作で非常に便利に選択が可能になります。いままでの微妙な操作での範囲選択から解放されるのは非常に素晴らしいです。
これでまた一つiPadの欠点が無くなる?
⑥Sidecar iPadがMacのサブディスプレイに
これはMacとiPadをお持ちの人には非常にステキな機能です。
Macの作業スペースを広げる事が可能
MacのペンタブレットとしてiPadが利用可能
デュアルモニタとして大型モニタは邪魔だけどコンパクトなiPadならシンプルに便利に作業スペースが広がり、作業が捗ります。
そして、ワコムが大打撃を受けそうなペンタブ機能、個人的には絵は描かないのでふような機能となってしまいますが、Mac+iPadの活用が非常に広がる機能となります。
注意点は対応するMacは比較的新しいMacじゃないと対応できないようです。正式発表がでたら、Macの買換えも検討して良いかと思われる機能ですね。
⑦マルチタスクの強化
Split Viewが強化され、同一アプリも並べて表示が可能に
また、Slide overでは複数のアプリを立ち上げて操作が可能に
こうなると画面サイスが作業のし易さになるかと思うので、12インチiPadが作業が捗りそうです。
しかし、iPadの軽さと起動性を考えると、11インチのiPad Proや10.5インチのiPad Airの方がやはり使い勝手が良いので、狭い画面内での効率のより作業方法の確立が今後重要になるのかと思います。
はやく、いろいろ試してみたいです。
まとめ
今回のiPadOSに関しては、iPadのMac化が進化したと言う感じです。
今まではMac OSとiOSでは厳格に違いを出してきたAppleですが、その中間であるiPadに関してはその中間のOSとなるiPadOSを作り、非常にバランスの良いOSに仕上げたと言えます。
正直、更に多くの人がMac じゃなくiPadを選ぶようになるかと思います。
更に言えば、WindowsパソコンじゃなくてiPadを選択する人も更に増えます。
普通の人のパソコンの利用方法だと、iPad等のタブレットで問題ない人がほとんどです。そしてビジネス利用ならパソコンの方が良かった部分が、今回のiPadOSの登場でiPadで賄えるようになります。
そうなると、軽くて薄くて価格も安価なiPadがより使い勝手が良くて非常におすすめになります。
パソコンと同様のweb環境
パソコンと同様のファイル環境
パソコンと同様のマルチタスク環境
がiPadに備わるとなると、いままでのiPadは「見る」「見せる」場合は非常にオススメなガジェットでしたが、「作業する」場合もオススメになるかと思います。
インターネットや動画を見るに加えてて、ブログやドキュメントファイルの作成や管理にも問題なく使用できるようになるとなると、後は画面サイズとの相談だけになります。
広い作業領域が必要な人はMac等のパソコンを選択し、そこまで作業領域を必要としなければ、パソコンと比較して圧倒的に軽くて薄いiPad AirやiPad Proが多くの人におすすめになるかと思います。
iPadOSが出る秋が非常に楽しみです。