こんにちは、待望の新型 iPhonXS が発表されました。噂通り普及モデルであるiPhone は10月発売となり、ちょっとがっかりなタカタカです。
それではさっそく、新型iPhoneXS、XS MAXは何が進化したのか従来のモデルとの違いは何か、iPhone XRは何が違うのか比較検討して行きましょう。
2018年 iPhoneは3モデル、iPhone XSとXS MAXが 9月14日(金)予約開始、9月21日(金) 発売開始、iPhone XRが10月19日(金)予約開始、10月26日(金)発売開始と噂どおりXRは少し遅れての発売となります。
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追記:予約当日の状況をレポートしました。宜しければご確認くださいませ。
iPhone Xs
2017年のアニバーサリーモデルであるiPhone Xの後継です。基本デザイン等は同じで新Socを搭載してパワーアップしたマイナーチェンジです。新色のゴールドが追加されゴールド・シルバー・スペースグレイの3色展開になっております。サイズはXと同じで重量はわずか3g増量しております。
価格は前モデルと同じ価格で性能アップ、512GBモデルはその分価格アップはしております。ハイスペックを求める方にはオススメです。
iPhone Xs MAX
大画面化されたiPhone XSです。ディスプレイサイズは6.5インチと過去iPhone最大の画面サイズとなっております。ちなみに歴代iPhoneの画面サイズを比較するとこうです。
iPhone X MAX(6.5)>iPhone Xc(6.1)>iPhone X(5.8)>iPhone 8 Plus(5.6)
ネットや動画を大画面で楽しみたい方にはPlusがオススメですね。
噂で大画面iPhone Xsの名称がMAXとなるってありましたが、そのまま来ましたね・・・・MAX・・・・え〜って感じです。ASUSのZEN PHONEで大容量バッテリーモデルの名称がMAXってあったので、ちょっとありえないなぁって思うのですが・・・どうなんでしょうか?
そして、価格もビックになっております。64GBモデルで¥124,800、そして512GBモデルはなんと¥164,800 ととんでもない価格になっております。XRの64GBモデルが2台買えちゃうくらいの高価格です。
スペック一覧
|
iPhone XS |
iPhone XS MAX |
iPhone XR |
iPhone X |
Soc |
A12(6コア) |
A12(6コア) |
A12(6コア) |
A11(6コア) |
メモリ |
4GB |
4GB |
3GB |
3GB |
液晶サイズ |
5.8インチ |
6.5インチ |
6.1インチ |
5.8インチ |
解像度 |
2,436×1,125 |
2,688×1,242 |
1,792×828 |
2,436×1,125 |
液晶種別 |
OLED(有機EL) |
OLED(有機EL) |
LCD(液晶) |
OLED(有機EL) |
ストレージ |
64・256・512GB |
64・256・512GB |
64・128・256GB |
64GB・256GB |
カメラ |
12MP デュアル |
12MP デュアル |
12MP シングル |
12MP デュアル |
素材 |
ステン+背面ガラス |
ステン+背面ガラス |
アルミ+背面ガラス |
ステン+背面ガラス |
サイズ |
143.6×70.9×7.7mm |
157.5×77.4×7.7mm |
150.9×75.7×8.3mm |
143.6×70.9×7.7mm |
重量 |
177g |
208g |
194g |
174g |
機能 |
IP68等級 |
IP68等級 |
IP67等級 |
IP67等級 |
充電 |
ワイヤレス充電対応 |
ワイヤレス充電対応 |
ワイヤレス充電対応 |
ワイヤレス充電対応 |
旧モデルスペック一覧
|
iPhone 8 Plus |
iPhone 8 |
iPhone 7 |
iPhone 6S |
Soc |
A11(6コア) |
A11(6コア) |
A10(4コア) |
A9(2コア) |
メモリ |
3GB |
2GB |
2GB |
2GB |
液晶サイズ |
5.5インチ |
4.7インチ |
4.7インチ |
4.7インチ |
解像度 |
1,920×1,080 |
1,377×750 |
1,334×750 |
1,334×750 |
液晶種別 |
LCD(液晶) |
LCD(液晶) |
LCD(液晶) |
LCD(液晶) |
ストレージ |
64・256 GB |
64・256 GB |
32・128 GB |
32・128 GB |
カメラ |
12MP デュアル |
12MP |
12MP |
12MP |
素材 |
アルミ+背面ガラス |
アルミ+背面ガラス |
アルミ |
アルミ |
サイズ |
158.4×78.1×7.5mm |
138.4×67.3×7.3mm |
138.3×67.1×7.1mm |
138.3×67.1×7.1mm |
重量 |
202g |
148g |
138g |
143g |
機能 |
IP67等級 |
IP67等級 |
IP67等級 |
ー |
充電 |
ワイヤレス充電対応 |
ワイヤレス充電対応 |
ー |
ー |
iPhone Xより進化した部分は?
SoCが進化
SoCが新型のA12チップが搭載されパワーアップしております。CPUは6コア、GPUは4コア、ニューラルエンジンは8コアとなっております。
A11に比べて15%の性能アップ、50%の省電力化となっているようです。
大容量512GBモデルの追加
ストレージに512GBモデルが追加、最近のパソコンは標準が128GBでミドルクラスが256GBなモデルが多いのですが、本当にパソコンよりも大容量となっております。iPhoneのバックアップをするには1TBのストレージを持つパソコンが必要になっちゃいますね。
バッテリー駆動時間が伸びた
iPhone XSはXより30分、XS MAXは1時間30分バッテリー駆動時間が延長されております。
DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)対応?
とはいえ、eSIM+フィジカルSIMのようです。中国版のみフィジカルSIMの2枚刺しが可能のようです。これはちょっと残念。日本じゃeSIIMはauが対応してたと思いますが、他のキャリアも今後対応するようになるのか気になるところです。
カメラが進化
画素数は12MPと同じですが、新型センサーを搭載し新Socのニューラルエンジンの進化でより綺麗な写真撮影が可能になっております。
更に、ポートレートモードのボケがより正確になっており、一眼レフカメラのような素敵がボケを出すことができるように進化しております。
防塵防水性能が進化
IP67等級からIP68等級へアップ、最大水深2mの深さで30分の使用が可能に。
FaceIDも高速化
A12チップとニューラルエンジンの進化でFace IDの顔認証速度がアップしております。
iPhone XR
昨年のiPhone X発売時はその価格の高さで話題となりましたが、今年はAppleは販売台数に拘ったのか、お買い得な価格設定の普及モデルを用意しております。
価格は749ドル(¥84.000程度)、カラーラインナップも豊富でなんと6色展開(ホワイト・ブラック・イエロー・ブルー・オレンジ・レッド)、いままでのiPhoneのモデルの中で最もカラバリの多いモデルとなります。ブルーも明るいブルーで素敵だし、黄色好きのタカタカとしてもイエローは非常に気になるところです。ブラックで考えてましたが、カラーは悩んじゃいそうですね〜。
微妙な性能(旧モデルと同じ)と価格設定(あまり安くない)で失敗したiPhone 5cの失敗から反省したのか、今回のモデルはSoCは同じ、価格差も3万近く安く差別化できており、バランスは良いかと思います。
新デザインで見た目の差が無い、新Soc搭載で基本スペックに見劣りはしない(メモリは少ないですが・・・)、価格は ¥28,000 差と価格差も大きくお買い得度は高いので、個人的にはiPhone XRが非常に気になるところです。
唯一気になるのは分厚いってところです。XSが7.7mmで厚くなったと感じたのですが、更に厚くなって8.3mmになってます。現在わたしが使用しているiPhone 6S が7.1mmなので1mm以上も厚くなっているのです。これはちょっと気になるなぁ、実機を見てから検討しようかなぁとも思える程の差になるかと思います。せめてXSと同じ厚さならよかったのにな。
ちなみに、8.3mmの厚さのスマホを探してみたら、SamsungのGalaxy 8+が8.3mmだったので厚さの雰囲気はGalaxy 8+で感じれるのかと思います。
SocはXSと同じA12を搭載、XSとの主な違いは液晶が有機ELではなく通常の液晶LCDなところと3D Touchが無くなっております。リアカメラは12MPは同じですがシングルレンズとなっておりズームも無いです。
バッテリーはiPhone 8 Plusより1時間30分延長されております。
iPhone XSとの違いは?
液晶が通常のLCDでHDRも3DTouchも無し
カメラがシングルレンズでズーム無し
厚みが8.3mmと結構厚くなってます。
デザインはiPhone Xと同じ
前モデルであるiPhone Xと同様のノッチが入ったデザインは同じです。2018年モデルよりナンバリングモデルが無くなり、Touch ID モデルも無くなりました。3機種ともFace ID搭載となっております。
昔のTouch IDボタンが付いたデザインがやっぱり使いやすいって人はiPhone 8がお安くなってますのでこちらを選択するのもありかと思います。
さて、iPhone XRは画面サイズ6.1インチと大型ですが、画面サイズの小さい iPhone 8 Plus(5.6インチ)より本体のボディサイズはコンパクトになっております。
個人的には昔と比べて動画を見たり本を読んだりをiPhoneを行う事が多くなってきたので、4.7インチのサイズではときおり拡大して見たりする事もあったので、大画面が欲しいと感じており、今回の大画面化でもベゼルレスでコンパクトなデザインは歓迎しておりますが、ボディの厚みはなんともし難い・・・実機で確認かなぁ。
価格
iPhone XS が999ドル(¥112,800〜)
iPhone XS MAXが1099ドル(¥124,800〜)
iPhone XRが749ドル(¥84,800〜)となっております。
iPhone XRは予想どおり価格控えめになっております。XSとの価格差は¥28,000と結構大きいです。
XSはXの価格をそのまま継承して、XS MAXはより高価格化しております。
価格の一覧をリストかしております。旧モデルは発売当時の価格です。現在はお安くなっております。
名称 |
容量 |
価格 |
iPhone XS MAX |
64GB |
¥124,800 |
256GB |
¥141,800 |
|
512GB |
¥164,800 |
|
iPhone Xs |
64GB |
¥112,800 |
256GB |
¥129,800 |
|
512GB |
¥152,800 |
|
iPhone XR |
64GB |
¥84,800 |
128GB |
¥90,800 |
|
256GB |
¥101,800 |
|
iPhone X |
64GB |
¥112,800 |
256GB |
¥129,800 |
|
iPhone 8Plus |
64GB |
¥89,800 |
256GB |
¥106,800 |
|
iPhone 8 |
64GB |
¥78,800 |
256GB |
¥95,800 |
追記:キャリア価格が発表されましたので追記しました。
au
まずは何時も通り最初にauがら発表がありました。
一括の価格はdocomoとほぼ同じ、2年契約時の実質価格はSoftbankと同じ価格設定となっております。
まずは一覧を御覧ください。
名称 |
容量 |
au 一括 |
au 24回払い |
au 24回 NMP 実質 |
au 24回 機種変 実質 |
iPhone XS MAX |
64GB |
¥141,600 |
¥5,900/月 |
¥66,960 |
¥76,560 |
256GB |
¥159,480 |
¥6,660/月 |
¥85,200 |
¥94,800 |
|
512GB |
¥184,800 |
¥7,700/月 |
¥110,160 |
¥119,760 |
|
iPhone Xs |
64GB |
¥128,640 |
¥5,360/月 |
¥54,000 |
¥63,600 |
256GB |
¥146,840 |
¥6,120/月 |
¥72,240 |
¥81,840 |
|
512GB |
¥171,840 |
¥7,160/月 |
¥97,200 |
¥106,800 |
一括の価格をみるとApple Store価格よりXSで¥10,000、XS MAXで¥20,000程高くなっております。
月額割引料金「毎月割」は以下の価格になります。
新規契約・NMP:¥3,110/月 (総額 ¥74,640)
機種変更:¥2,710/月 (総額 ¥65,040)
「auピタットプラン」「auフラットプラン」 は上記の毎月割が適用されませんが、24ヶ月後に端末を下取りして分割払いの残債を免除できる「アップデートプログラムEX」を適用すると端末の価格が半額になります。しかし24ヶ月後に新端末に機種変更することが必要になります。相変わらずややこしい契約ですねぇ。
詳しくはリンクを確認ください。
いつもだと次いでSoftbankが発表して、様子見てからdocomoが発表するパターンが多いです。Softbankが攻めた価格設定にするとauも対抗したりするのでこの発売までのせめぎあいが面白いところです。
Softbank
一括の価格は一番高額ですが、割引適用後の実質価格はauに合わせております。
名称 |
容量 |
Softbank 一括 |
Softbank 24回 実質 |
iPhone XS MAX |
64GB |
¥149,750 |
¥76,560 |
256GB |
¥168,000 |
¥94,800 |
|
512GB |
¥192,960 |
¥119,760 |
|
iPhone Xs |
64GB |
¥136,800 |
¥63,600 |
256GB |
¥155,040 |
¥81,840 |
|
512GB |
¥180,000 |
¥106,800 |
docomo
現在の発表だと24回払いの実質価格で各キャリアで一番高額なのがdocomoです。
名称 |
容量 |
docomo 一括 |
docomo 24回 実質 |
iPhone XS MAX |
64GB |
¥141,912 |
¥82,944 |
256GB |
¥160,056 |
¥101,088 |
|
512GB |
¥184,680 |
¥125,712 |
|
iPhone Xs |
64GB |
¥128,952 |
¥69,984 |
256GB |
¥147,096 |
¥88,128 |
|
512GB |
¥171,720 |
¥112,752 |
iPhone XS がオススメな人
最新iPhoneを使いたい人にはマストなモデルです。昨年iPhone X に変えた人で最新に拘らない人には大きな変化は無いので今回は見送りでも良いかと思います。
iPhone 7や6sを使っている人には悩ましいところです。XRと比べるとSocは同じなので基本性能は同じですが、液晶周りはXs のがハイスペックなので、綺麗な映像・画像を楽しみたいって人は上位機種であるiPhone XSが良いかと思います。
新型iPhoneで一番コンパクトなモデルでもあるので、サイズがあまり大きいと使いづらいって人が選ぶパターンもあるかと思います。正直6インチオーバーは片手操作は厳しいかと思います。
iPhone Xs MAX がオススメな人
最新iPhoneを使いたいっそして画面は大きい方が見やすいから良いって人はiPhone Xs MAXです。価格は張りますが満足度も高いです。
ディスプレイサイズは大きくなっても、ボディサイズはiPhone 8 PlusやiPhone 7 Plusと同じサイズ感なので、Plusを使っているユーザーには同じ大きさでより大画面化されるので、迫力のある動画やコンテンツを楽しむ事が可能になるかと思います。
iPhone XR がおすすめな人
最新ゲーム等はしないのでそこまでハイスペックはいらないけど、やっぱりiPhoneは使いやすいのでお買い得なiPhoneが欲しいって人は、XRが安くてオススメです。
普通の人はiPhone XRで問題無いと思います。カラーラインナップも豊富なのでより多くの層をゲットできるかと思いますしね。
気になるキャリアの価格は?
今後各キャリアから価格の発表があるかと思います。お国からiPhone発売を見据えて、4年縛りの是非や通信費用の4割減等の厳しいプレッシャーを受けてのプラン・価格発表となるので、各社ライバル会社の動きが気になるところかと思います。
後出し有利なのですが、先に価格出しても後出しキャリアのプランに合わせたりもするので大きな差はでないのが予想されます。
キャリアを変えてお安く新iPhoneをゲットできるなら変える人も多いかと思います。ただ、普及モデルのiPhone Xcの発売がずれ込むとiPhone 7ユーザーがMNPする際に違約金が発生する場合は、価格差によってはiPhone Xsにする方がお得になる場合もあるので非常に難しいところだと思います。各社の発表がありましたら、追記したいと思います。
まとめ
大体の内容は事前にリークされていたものと同じででした、Apple Pencil対応ってのは無かったですかね、後はUSBtypeCのケーブルが付属するとかUSBアダプタがtypeCになるとかもありましたが、こちらもいままでのUSB typeAのままでしたね。
XSはXからのマイナーチェンジなので、Xを持っている人は、常に最新iPhoneを使いたいって人以外はそのままで良いのかと思います。Xは持っているがもっと大画面が良いって人は6.5インチのiPhone XS MAXがオススメです。価格も素敵です。
普及モデルのXRはお買い得な価格設定と基本性能はXSと同等なので、こちらがメインになるかと思います。
個人的にはやっぱり厚みが気になるところです。iPhone Xでも厚くなったと感じたのですが、更に厚くなっているので微妙なのです。
iPhone XR(8.3mm)>iPhone X(7.7mm)>iPhone 6S(7.1mm)
ここが問題です。
しかし、価格差も¥28,000 と結構あるので悩ましいところです。10月の予約開始までにモックが出れば実際に厚みを実際に試してから購入を検討しようかと思います。